一夜にしてなれる職業は 政治家と売春婦だけなんだ
原 リョウ(そして夜は甦る)

ショパンの嫌いな女とジーンズを履いたヤクザにお目にかかったことが無い
原 リョウ(そして夜は甦る)

どうして結婚をなさらないの プロポーズのしかたを知らないのです
原 リョウ(そして夜は甦る)

皮肉は誉め言葉として聞き 誉め言葉は皮肉と聞いておくのが無難
原 リョウ(そして夜は甦る)

それが絶対に正しいかどうかは別として やった責任を取らせるというのは見識のひとつと言わざるを得ない 原 リョウ(そして夜は甦る)

初夏の一日は 借金の申込の前置きのようにだらだら長く
原 リョウ(私が殺した女)

拾った宝くじが当たったような不運な一日
原 リョウ(私が殺した女)

文化は財布を持っているものに尻尾をふる
矢作利彦(小説家)

教養の量が財布の重みに追いつかないタイプのアキンド
矢作利彦(小説家)

おれは愚かな選択とそれより悪い選択の間を行き来している
ロバート・B・パーカー(小説家)

人が三人よそへ移ったら 月より田舎になる
ロバート・B・パーカー(小説家)

寝るのが一番の成果といえる無意味な一日であった
ロバート・B・パーカー(小説家)

人は容易な時は高潔でありえないのだ 困難な時に初めて高潔でありうるのだ
(約束の地)ロバート・B・パーカー(小説家)

男らしいていうのは 行動を律するしっかりした規範を持っていることなの(家族の名誉)
ロバート・B・パーカー(小説家)

この世の中で値札がついいない人間は君一人じゃないんだ マーロウ    
ロンググッバイより レイモンド・チャンドラー(小説家)

人生はたった一度なのに過ちは何度でも繰り返せるものなのね  アイル ビー ウェイティングより
レイモンド・チャンドラー(小説家)

行為こそ心理を表象する
アーネスト・へミングウエイ

個人は法律を越えた より道徳律の支配下にある
北方謙三

俺がタフじゃなかったら とてもじゃないがフェアーにはなれっこないさ
小説「警察署長」

良識なんて政治家の靴の底にこびりついた泥ほどにも役に立ちませんよ 赤い絨毯の上を歩いただけで 跡形もなく消えてしまう
逢坂 剛著「しのびよる月」

勇気とは決して恐怖の不在ではなく 恐怖を感じつつも威厳をもって前進する能力だ
スコット・トゥロー著「立証責任」

幸福な風景はそれ自体は胸を打たない その風景が永遠でないからこそ やがて失われていくからこそ光るのである その回想が悲しいのである
北上次郎(作家)